HYPNOTIC DOLLS annex
企画・リク用別館。 DOLLS・同人・BLに興味の無い方はご遠慮ください。
綺麗な夢とひきかえに。。
- 2011/01/26 (Wed) |
- Novel-五十璃- |
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五十嵐×上條。R18。
このCPでは6話目。
いじめっこ五十嵐といじめられっこ璃宮の話。。かな?←
原作に萌えなくなって久しい現状(しかも毎月読む度に冷めてゆく。。)。
書けなくなったらサイト閉鎖かなと思うのですが。。
こちらのアダルト組CPを応援して下さっている方々に感謝!!
五十嵐×上條、三上×式部(←御子柴)は細々と更新します。
この話は日頃の感謝を込めて小秋さんに捧げます。
リクエスト盛り込んでみましたがこんな感じに。。。。。(汗
このCPでは6話目。
いじめっこ五十嵐といじめられっこ璃宮の話。。かな?←
原作に萌えなくなって久しい現状(しかも毎月読む度に冷めてゆく。。)。
書けなくなったらサイト閉鎖かなと思うのですが。。
こちらのアダルト組CPを応援して下さっている方々に感謝!!
五十嵐×上條、三上×式部(←御子柴)は細々と更新します。
この話は日頃の感謝を込めて小秋さんに捧げます。
リクエスト盛り込んでみましたがこんな感じに。。。。。(汗
―Dawn Pink―
煙草はキライ。だけどニオイも煙も我慢出来ないことはない。
ただ。。
煙草の味のするキスだけは今だに苦手だ。
常に、と云っていいくらい煙草をくわえっぱなしのヘビースモーカーと付き合っていながらそれを気にしないで済んでいたのは相手がスゴく気を遣ってくれていたからだと、気付くのが遅すぎる自分にムカついた。
しかもケンカして初めて気付くなんて最低だ。
そもそもこのケンカのキッカケは、些細な言葉の行き違い。
急に口を噤んで無表情にベッドの上に脱ぎ捨てたスーツを拾い上げ、内ポケットから取り出した煙草に火を点けた横顔から、目を逸らした。
僕と一緒に居る時に目の前で煙草を吸ったのはこれが初めてで、それで、滅多な事では怒らないという人を怒らせてしまったと悟った。
動揺する心の内を見せたくなくて口を尖らせて俯いてベッドの端に座っていたら、イラついた仕草で煙草を灰皿で揉み消したのが見えた。
あ、と思って顔を上げたら突然押し倒されて乱暴に唇を奪われた。
「いつまで息止めてんだ?」
やっと唇を離して貰えたと思ったら鼻をつままれて、苦しくなって大きく息を吸い込んだ途端にまた唇が重ねられる。
咽喉の奥まで探ってくる舌さえ苦く感じるのはニコチンのせいか?
先刻まで吸っていた煙草の香りが残る指で、今までされたことが無いくらい乱暴に服を脱がされ、噎せながら喘ぐ。
「お願いっ、シャワーを。。っ!」
どうせここでシャワーを浴びるからと慌てて職場から帰ってきた、血肉の臭気が残る汚れた身体のままだ。。
このままじゃ嫌だと思う心に反して、最後の一枚を取り払われて中心を掴み上げられ根元から先端に向けて扱かれると、全身がガクガク震えて恥ずかしくなるくらいに先走りが溢れた。
「シャワーなんて浴びてる余裕ないだろ?これじゃあ」
ヤニで染まった無骨な指が、己の漏らしたもので濡れて敏感になっている僕の茎を弄び、もう片方の手の指で後孔を解す。
抵抗しようと伸ばした手は力無く貴方の手に重ねるのが精一杯で、嘲笑うように耳元で囁かれるとそれに従うしかない。
「ほら。握って」
既に堅くなっている自分の欲望をそっと握らされ、その手の上に重ねられた手に操られるように上下に動かす。
「ふぁ。。う。。んっ。。」
「自分でしてみせろ」
手の甲から温もりが遠ざかっても擦り続けて、面白そうに笑う顔が涙で滲んで見えなくなってきた頃。。
短く唸って、吐精した。
「イッた時の顔も可愛いなぁ。上條は元がいいから」
携帯のカメラのシャッター音で我に返る。
「今写真撮った!?」
「お前の写真一枚も持ってないな~って」
「だからってこんな時に撮らないでよ!しかも携帯?!」
先刻の不機嫌は演技だったのかと疑いたくなるくらいに、勝ち誇った様な表情(かお)で僕を見下ろした。
「一人で寂しい時のオカズ用に。保存完了。ロック掛けとくから心配するな」
憎々しげに睨みつけても、涙の滲んだ目では力が入らない。
「。。!最低!!」
「ははっ!最高の褒め言葉だな」
その直後笑顔が真顔になって、ピシャ!と音がしたかと思うくらい強く頬に手のひらが当てられた。
「自分が付き合ってるのが誰か分かってるんなら、どんな時も油断するなよ」
怒られているのに。。
覆い被さってきた身体の、昂っている部分が下腹部に触れていて、欲しくて、切なくて、身悶える。
「。。脅迫?」
拒否的な口調とは裏腹に、膝を立てて貴方の太腿に擦りつける。
「いや。世間知らずな恋人に、教育」
応えるように足を絡めてきてくれたから、自分から求めて唇を重ねる。
膝の裏を持たれて足を高く掲げられた時、顔を腕で隠して云った。
「。。ごめんなさい。。」
「え?何だって?」
小さな声だったけど絶対に聞こえたハズだ。
「璃宮。もう一回、ちゃんと云ってみろ?」
やっぱり聞こえてたじゃないか。。
先端を後孔に当てたままで僕の反応を待っている表情まで目に浮かぶくらいで悔しいけれど、焦れる気持ちを隠す余裕すら無い。
もう一度云わないとここで終わりになってしまう。。?
そんなの絶対にイヤだ。
「ごめっ。。ごめんなさい。。嫌いにならないで!好き。。好きだからっ。。!」
貴方が中に入って来た衝撃で、息を詰める。
「。。っ!」
顔を覆っていた腕を退かされて、首の後ろを持つように促される。
「初めて聞いたなぁ、好きだ、って」
だって初めて云ったんだもん、聞いたことあるワケ無いじゃない!
普段ならそんな憎まれ口を返してしまいそうだが今は無理。
「後はそ~だなぁ。。イガグリじゃなくてもっと色っぽく名前を呼んでくれれたら許してやろうかな」
激しくなる抽送に僕の全てを委ねて夢中で名前を呼んだら、ちゃんと覚えてるんじゃないか!と笑われて、深いくちづけを受ける。
もう、煙草のニオイも苦味も気にならなくなっていた。。
―End―
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