HYPNOTIC DOLLS annex
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淋しい羽根を重ねて。。
- 2010/12/22 (Wed) |
- Novel-五十璃- |
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五十嵐×上條。R18(厳守)。
より深く近付いてゆく。。
そんな5話目。
クリスマスイブの逢瀬。
激甘及びツンデレ注意(笑
より深く近付いてゆく。。
そんな5話目。
クリスマスイブの逢瀬。
激甘及びツンデレ注意(笑
―Snowy Christmas―
「もっと。。!」
蕩けるかと思う程の甘ったるい声で強請られると、答えてやりたくなるが。
「無理無理。お前が壊れちまう」
上に跨り懸命に俺を受け入れている上條が、上半身を倒してキスを求めてきた。
その唇を受け止めて、舌を絡め取る。
「ヤダ。もっと。。もっと。。奥に。。っ」
赤く火照った瞼の上まで唇を滑らせる。
「聞き分けの無いことで」
困った表情はニヤケそうになる顔を誤魔化す為だけのもの。
求められればより貪欲になるのは恋愛のセオリーだと思っている。
「んー!んんっ!!」
細い腰を掴んで身体を持ち上げて手を離すと、自らの重みで俺自身を食い締めて上條の身体が鋭く震えた。
「だめぇ。触らないで。。っ」
張り詰めて反り返るまだ若い茎は、触れようとしただけで露を溢れさせて。
組んだ両腕で覆って顔を隠そうとしても、一層紅潮した頬や飲み込み切れない唾で濡れる口元が垣間見えて余計に欲情をそそる。
下から突き上げ掻き混ぜる様にすると、目を閉じて自身の根元を握り吐精を留めた。
「我慢しないでイッていいぞ、上條」
涙を纏って強さを増した緑と青の視線に見据えられるとほんのちょっぴり虐めたくなる。
「バカっ」
上條の両の踵がシーツを蹴る。
「こういう時は名前で呼ぶものなんじゃないの?」
上下する身体は的確に自分の感じる所を見付け出している。
しかし何故だか喘いでは抑えて、絶頂に達するのをコントロールしている様にさえ見える。
「なんか可愛いなぁ~お前って」
「お前、じゃなくて!」
揺れる金色の柔らかい髪に指を梳き入れて、ふわふわと撫でる。
「だからっ!子供扱いはやめ。。」
「イカせて、っておねだりしてくれたら最高の所に連れてってやるぞ、璃宮」
きゅっ、という音が聞こえたかと思うくらい、唇が強く噛み締められた。
「。。アンタって最低。。」
「でも、好き、なんだろ?」
弄られてぷくりと膨らんだ胸の突起を指の腹でこねるように刺激すると、中がぎゅっと締めつけてきた。
「最低。。っ!」
雫で濡れた茎の先端に、指先を食い込ませる。
「ひゃ。。う。。」
頑なに手を離さず達しようとしない訳が判らない。
「イッちゃえよ」
「やだ。。っ!!」
「なんで?」
意を決した様な表情で俺を睨み付け、歯列の痕が深紅に残った唇を躊躇いがちに開いた。
「一緒にイキたいんだってば!。。ここまで云わせないでよっ!!」
ああやっぱ可愛い。。
「ぁんっ。。おっきくなった。。?!」
「やば、イキそ。中に出していいか?」
嫌がられるかと思って今までずっと外に出していたが、今度ばかりは間に合いそうにない。
「。。仕方無いっ」
その返事を聞くと同時に自身を握る手を外させて、強く穿ってともに達した。
「熱い。。」
緩い抽送で余韻を味わいながら重ねられた身体を抱き、うっとりと呟くその背をあやすように撫でる。
「璃宮ん中、気持ちいい。。」
汗ばんだ額に幾度もくちづけして、繋がりを解こうともせずに眠りに落ちた。
「おい。雪、積もってんぞ。そろそろ起きて見てみろ」
翌日起こしたら不機嫌そうな顔を布団で半分隠したまま上條が云った。
「。。メリークリスマス」
思わず笑ってしまったら完全に拗ねられてしまい、貴重な非番の日を一日中ずっとご機嫌取りに使わなくてはならなくなった。
―End―
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